発酵は素粒子の波動的エネルギー
味噌、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品が身体に良いということは、みなさんご存知だと思います。
酵素風呂は発酵食品ではありませんが、発酵食品と同じように発酵という現象を利用した温熱療法の1つです。酵素風呂の中では、ひのきの繊維や米ぬかが発酵により分解されます。分解されるということは、物質と物質の結合がほどけるということです。物理学的に、物質の最小単位は素粒子と言われています。物質と物質が密に結びついているのは、この2つを結びつける素粒子の作用だと言われています。
つまり、素粒子が物質と物質を力強く、そのエネルギーでもってお互いを結びつけているのです。
発酵という現象は物質を分解しています。分解されて結合がほどけるという事は、大きな1つが小さな2つになり・・・小さな2つが、さらに小さな4つになる・・・という風に、細かくなっていくわけです。この連鎖的分解反応により、強く結びつけていた素粒子のエネルギーが次々に解放され、それが集まり大きな波動的エネルギーが発生します。
酵素風呂内では機械的な熱を加えずに自然発酵の力だけで温度が70度を超える程の強い発酵が起こっています。その発酵により、ヒノキパウダーや米ぬかが、分解され、その分解によって得られた素粒子の波動的エネルギーは、桶内のパウダーの分子に作用し振動させます。空間にも作用しますので、酵素ルームにいるだけで人体にも良い作用をもたらします。
波動的エネルギーは特に水の分子に強く作用し、水を分子レベルで猛烈なスピードで強く振動させます。
少し難しい話でしたが、電子レンジで考えると、なんとなくご理解いただけるとかなと思います。電子レンジは、マイクロ波という電磁波により、食品内部の水分子を振動させて運動エネルギーをおこし、熱を生み出しているのです。けっして熱を加えているわけではないのですが、運動エネルギーが食べ物を温めてくれているのです。
酵素風呂の生み出す発酵熱は、このような分子レベルの原理にてつくられているのです。
酵素風呂は単なる温熱療法ではなく、エネルギー療法
この発酵現象によって生じるエネルギーが、実は身体に素晴らしい働きをしてくれます。
いずれにしても、発酵は発酵食品を食べるという恩恵だけではありません。酵素風呂は発酵している現象そのもの中に包まれますので、エネルギーの効果を体の中までダイレクトに受けることができます。
では、人間が発酵している酵素風呂に入るということは、どのような健康メリットがあるのか?ということですが、発酵により素粒子のエネルギーが熱を発生させるので、このエネルギーは人体にも作用します。
エネルギーですから、電子レンジが肉の塊を表面だけではなく、内側まで温めるように人間の皮膚のガードをすり抜けて体内に侵入し、水分や細胞などの生体分子にエネルギーを与えます。
酵素風呂は、熱で身体を温めたり、発汗を促したり、お肌をスベスベにしたり・・・と思われている人が多いのではないでしょうか?もちろん、そのような効果はありますが、ただ熱により身体を温めているだけではないのです。素粒子のエネルギーを体内の様々な分子レベルに供給してくれるというところが、他の温熱法にはなかなかない部分なのです。
つまり、酵素風呂は単なる温熱療法ではなく、波動療法であり、エネルギー療法なのです。
そもそも老化って何?
私たちの身体は外からは見えませんが、つねに細胞レベルで「劣化や損傷」と「成長や維持・修復」の作用が、同時進行しています。
老化とは一言で言うと、細胞レベルで「劣化や損傷」という作用が、「成長や維持・修復」という作用を上回ることを言います。えっ!細胞で劣化や損傷が生じているの???とお思いかもしれませんが、その通りなのです。
歩くだけでも筋肉は微弱な損傷を受けますし、走ったり飛び跳ねたり、スポーツをするならば、筋肉は多大に損傷するのです。 骨もそうです。血管の内部も損傷しますし、血液自体も損傷します。また、もっとも微細な遺伝子レベルでも、常に遺伝子損傷は生じています。
ところが、遺伝子に「成長や維持・修復」作用があるがために、若い人は特にそうですが、遺伝子損傷が生じれば、それを復元したりする修復したりする作用により、正常な遺伝子を保つことができるのです。活性酸素による酸化現象もそうですし、糖化現象もそう。慢性炎症作用もそうです。こられは私たちの細胞レベルにて、常に生じている現象なんです。
しかし、10代や20代では、このような「劣化や損傷」より「成長や維持・修復」というエネルギー作用がはるかに上回っているために、ケガをしてもすぐに治ります。シワができたり、お腹がたるんできたり、内臓の働きが低下したりせず、脳の働きも鋭敏で疲れてもすぐに回復できるのです。
これらは細胞が持つ生命エネルギーが、生体内部を「成長や維持・修復」の方向に導いてくれているからです。
ところが30代、40代からは、この「成長や維持・修復」作用が「劣化や損傷」作用を下回ってくるのです。ですから老化が年々進んできて、50代にもなると・・・自覚できるようになってきますね。
細胞レベルで、“成長・維持・修復”力を促進する
発酵現象によって生じた素粒子のエネルギーは、この「成長や維持・修復」に向けるエネルギーに働きかけると言われています。つまり酵素風呂に入浴するということは、細胞の「成長や維持・修復」へと向かうエネルギーをチャージしているようなものです。
ですから、老化によって生じてくる健康力低下からの病気の予防、若返りによって得られる健康力増進作用が、酵素風呂の最大の特徴です。
酵素風呂は何にいいんですか?という質問を受けますが、若い方はともかくとして、中年期以降の方々には「なんにでもいいです」とお答えします。
酵素風呂は細胞を成長・維持・修復する方向に向けてやるわけですから、筋力低下・血管の老化・内臓機能低下・免疫力アップ・・・はたまた髪や皮膚の美容効果などなど。1つのアイテムでこれだけの多くの作用があるものは、他にはそうありません。
発酵のちからを実感できるのが、酵素浴ひのき
酵素浴ひのきでは、発酵の力を高めるために、毎朝の仕込み、素材の厳選、使用する水には徹底したこだわりを持っています。毎朝の仕込み後は、40数℃から一気に1時間で10度前後も温度が上がります。これほどのエネルギーのパワー(発酵の力)を持った酵素風呂は、なかなか他にはないと自負しています。
温熱療法としてもご利用いただけますが、エネルギー療法としての酵素風呂の素晴らしさを、ぜひ味わってみてください。
2、3ヶ月続けることで、体質の改善が期待できます。今まで薬などで抑えるしかなかった不調が和らいできますので、違いをきっと感じることができますよ。